⑧アネストワンでの家づくり「仕様決めと金額調整」

2020/11/19

「7年前にアネストワンでリノベーションをし、ご縁があって2年前からスタッフとして働いています。

リノベの体験談を不定期で綴っています。何かの参考にしていただければ嬉しいです。」

<⑦の続き・・⑦はこちらから>

 

11/7(土)の我が家からのインスタライブ配信、ご覧いただきまして、ありがとうございました。

コメントもたくさんいただきまして、とても嬉しかったです。

ユルい内容で、お見苦しい&お聞き苦しいところがあったかと思いますが、

スタッフとしてではなく、リノベをした客の立場から色々とお話をさせていただきました。

「リノベってこんなことができるんだ」と、参考にしていただけると嬉しいです。

その時の様子は、インスタのIGTVにてご覧いただけます。こちらからどうぞ。

配信は雨の日でした。晴れの日のLDKの様子を、後日リールに掲載しましたので、それはこちらからご覧ください。

 

さて、今回は「仕様決めと金額調整」について。

間取りや造作家具など、おおまかなプランが決まったら、

次はタイル、クロス、フローリング材、取手などのパーツ等

家の中の細かい部分の仕様を決めていきます。

何といっても、これら素材の種類・数は膨大!です。

数か月、ネットや雑誌をカジったくらいのド素人が、ゼロからピックアップしていくことは絶対無理。

私たちはこのあたりのセレクトは設計士さんにお任せしました。

 

前々回のブログで書きましたが、アネストワンではお客様の趣味趣向等の情報を得るために

「暮らしのアンケート」を書いていただきます。

ここから得られた情報を設計担当者が細かく分析し、「お客様が好みそうなもの、気に入りそうなもの」を

選定し提案します。これが絶妙にハマるんです。

「なんで私が好きなものが分かるの?!」と、

次から次へと机上に上る数々の提案に、嬉々としたことを今もハッキリと覚えています。

空間に合うものをセレクトしてくれますから、提案されたものどれを選んでもブレません。

打ち合わせの中で、一番ワクワクするステップでした。

 

仕様決めと両輪なのが、金額調整。

両方は繋がっています。

「あれしたい、これしたい、これがいい、あれがいい」

夢が膨らむと同時に、金額も膨らみます・・・・・。

 

自分たちの予算の中で、どこにどれだけお金をかけるのか。

譲れるものと譲れないもの。妥協できるところとできないところ。

丁度良い着地点を探る作業が、楽しかった仕様決めのあとに待っています。

予め予算は設計担当者に伝えていますので、それに合うように試行錯誤してプランを作ってくれます。

しかし「あれやりたい、これやりたい」が多いと、予算オーバーとなります。

 

家づくりをされた方は皆さま仰いますが、家の仕様にまつわるものって

普段の生活では接することがない金額がほとんどです。ゼロが1-2個多いです。

打ち合わせをしていると、だんだん感覚が麻痺してくるんです。

「あ、10万円くらいだったらいいんじゃない?」

そんな状態の金額調整・・・。

非常に大きな額ですが、予算から少し出ても「払えるんじゃない?」って思えてくるから不思議。(我が家だけでしょうか)

 

初めのプランに入っていたものを諦めたり、仕様のランクを落としたり・・・

何だか悲しくなりましたが、これも家づくりのひとつのステップですね。

 

振り返ると・・・予算というものに固執しなくてもよかったかなと思います。

どれくらいのお金を家づくりに使えるか、って自分たちで判断するのはとても難しいことだと思います。

「これくらい」という金額があったとして、じゃあそれはどこから導き出されたものか。

 

事実、何年か後に追加工事するってなかなか難しいです(実際に悩んでます)。

金額に対する麻痺状態から醒めて、お金をドンとかけることができなくなります。

また、住みながらの工事になりますから子どもがいたりすると、余計に腰が重くなります。

 

もちろん、身の丈以上の金額を使うのは、間違っていますが、

「頑張って働けば何とかいけるかも」のギリギリのあたりまで、

予算は頑張ってもいいんじゃないかなと私は思います。(個人的な感想)

いろんな価値観がありますが、毎日をストレスなく暮らすために、

生活の基本である「家」の住み心地は、ある程度のお金をかけて

きちんと整えるべきものだと、7年経った今感じています。ご参考までに。

 

次回に続く・・

(次回はアネストワンでの家づくり「着工・引渡し」を綴ります)

 

依田