アネストワンで使っている、北海道産ナラ無垢床材工場を訪ねて・・・

2022/06/11

出張シリーズ、北海道を訪ねて・・・

 

こんにちは、

青山信春です。

 

私どもで、標準として使わせていただいています、

北海道産ナラ無垢床材の工場を訪問しました。

 

今やナラの無垢材は、貴重な樹種となっており、価格も

さることながら、生産も限られているそうです。

また広葉樹の床材は、針葉樹と違って、圧倒的に手間も時間もお金も

かかるそうですヨ。

 

 

今回見学した工場は、北海道の南端にありまして、

津軽海峡を挟んで写真の左奥に見えるのが、青森県です。

 

海岸沿いに工場があることに、実は意味がありまして・・・

津軽海峡からの海風が絶え間なく吹き続き、しっかりと自然乾燥

してくれるそうですヨ。(無垢材は乾燥が命っ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学校を移築して建てられた倉庫もたまらないですっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原板が規則正しく積まれ、3~4か月ほど乾燥させます。

水分を30%までにしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手間をかけて、ゆっくりと水分を飛ばしていくんですネ。

無垢板が、愛おしくなりました。

う~ん。絵になるっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、人工乾燥機にいれますヨ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

端材などを燃やして、乾燥させていきます。

このボイラーも相当古いそうですねん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巾をそろえながら、様々な加工が行われます。

一次加工・二次加工・三次加工・四次加工まであるそうですヨ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何回も検品が行われていきます。

(無垢材はそったり、割れたり、大変なんです)

私どもで使っています節ありの床材は、このように節処理

が行われます。昔であれば、はねられていた材料でしたが、

今やこの節ありの方が人気に・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、様々な手間と時間をかけながら製品化されていきます。

また、感心しましたのが、若い方々が多く働いてみえた事です。

将来が、安心です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北海道産のナラの木も、長い年月をかけて成長し、

そして、長い時間をかけて丁寧にフローリングに加工されます。

 

私たちも今後更に、無垢材の魅力をしっかりと伝え、

丁寧に工事し、愛着持って、永く使って行きたいものです。