名建築に泊まろう
みなさんこんにちは!
先日のお休みに、約1年ぶりに家族旅行に行ってまいりました。
というのも、、私事ですが昨年から一念発起して一級建築士試験に向けて猛勉強しておりました。
一級建築士の試験は一次試験と二次試験があり、両方合格してやっと一級建築士となれるのです…
(総合合格率は約10%という本当に狭き門…)
そのため、年末年始もGWもお盆も全て勉強に費やしました。。
応援してくれた妻には頭が上がりません…
そんな一級建築士の勉強中、教科書に載っていた建築物。
それが箱根プリンスホテルです。
勉強中にこちらのホテルを知り、設計意図に惹かれ勉強そっちのけでネットの写真を漁っていました。
試験が終わったら絶対に泊りたい!!という願望を無事叶えることができました…!
(ちなみに、、一次試験の学科試験は無事合格し、二次試験である製図試験を終えたところです。)
設計者は村野藤吾という建築家で、現在の目黒区総合庁舎、日生劇場などを設計されました。
箱根プリンスホテルは芦ノ湖のほとりに建てられており、芦ノ湖畔の国立公園内という厳しい設計条件の中、
「一本の木も伐採しない、自然との境界線を限りなく曖昧にしたい」という強い意志で設計されたこのホテルは、設計意図どおりに自然と建物が平和的に共存しています。
なんと箱根プリンスホテルを設計したのは87歳の時だそう!
建物の高さが13mまでという高さ制限があり、ホテルにしてはとても低いですが、その低さ故の趣が感じられます。
木々の間に納まる円形の建物が、荘厳さもありとても美しかったです。
部屋からは芦ノ湖が一望できます。
そして、圧巻はこのロビー!
フリーハンドで描いたといわれている階段もとても素敵でした。
ぜひ一度は泊まって頂きたいホテルです!!!
伊藤かんじ