家具の天板のいろいろ
皆さんこんにちは、トリノス工房 上岡です。
急に真冬の冷え込みになりかなり寒くなってきて、
朝晩の作業がつらい季節がやってきました。
さて、今回は家具の天板の種類についてお話を、
トリノス工房でよく収納家具の天板に使用するのは、
突板、集成材、無垢材、人工大理石、ステンレス、モールテックスの6種類です。
突板天板はパッと見は無垢材とほぼ変わりませんが、無垢材を薄くスライスした物をベニヤ板の表面に貼った材料ですので、
天板の中身は下地材になりますので、物を落としたり傷が出来た時に中身の下地が見えてしまうリスクがあります。
集成材天板は突板と違い全て無垢材で出来ています。ただ無垢材の木っ端を貼り合わせて一枚の板にした材料すので、
小さい板を張り合わせた見た目に好き嫌いが別れる材料です。ただ突板と違い傷などで下地が見える事がないです。
無垢材の天板は無垢材を幅方向に何枚か張り合わせた材料です。無垢材は何年か使用した後でも、
削ったり、塗装する事で綺麗な状態に戻す事が可能です。物を落としたりして天板が凹んでも、
アイロン等を使用して修復する事も可能です。詳しい修復方法はまた今度・・・。
ステンレス天板はメリットとしては水や熱に強く、強度もあります、汚れも染み込みにくいです。
仕上げのミガキの種類で価格に差がありますので予算により仕上げを変更する事もご検討頂けます。
モールテックス天板は見た目コンクリートやモルタルっぽいですが、モールテックスは滑らかで艶があるのが特徴です。
モールテックスは水を通さず溶けない性質なので水回りでも使えます。デメリットとしては高価である事と、
定期的なメンテナンスが必要な事かと思います。
ただメンテナンスをする事により綺麗に保てるので、愛着もわいてくるのではないでしょうか。
上記でご紹介していない材質でも天板は制作可能です。すべて好きに造れるのがオーダー家具のいいところです。
オーダー家具にご興味のある方は、お気軽にお問合せ下さい。
店舗トリノスでは毎月第一土曜日にオーダー家具相談会を開催していますので、お気軽にお立ち寄り下さい。