快適な住まいの条件
突然ですが質問です!
みなさんは快適な住まいを思い浮かべると、何が必要だと思いますか?
十分な広さの居住空間でしょうか。
素材の質でしょうか。
はたまた立地でしょうか。
もちろんこれらも大事な要素ですが、特に重要なのは断熱と気密です!!
断熱と気密です!!
重要なので2回言いました。
断熱に関しては知識のある方も多いのではないでしょうか。
気密とは、空気などの流れを遮断していくことで、
建物を建てる時に生じる隙間をいかに無くしていくかで高気密な住宅を造ることができます。
気密性は「C値」で表され、数値が小さいほど高気密になります。
というわけで、北陸地域で断熱と気密、特に気密に力を入れて施工されている
安藤建築事務所さんのモデルハウスを見学させて頂きました。
ぜひこのモデルハウスを体感して頂きたいのですが、本っっ当に温かい!!
玄関ホールも土間続きで、吹抜もあり、トイレ以外は水回りも扉で仕切られていない空間に、エアコンが1台のみ。
しかも設定温度は21度で、床暖房が入っているのかと思わせるほど上下間での温度差がありません。
本当に驚きました…
しかも外の状況はこの通り…
なぜここまで温かい住環境を生み出せるのか。
その理由が高気密にあります。
このモデルハウスのC値は0.1㎠/㎡以下!!
気密に配慮していない一般的な住宅のC値は10㎠/㎡程度、
一般的な高気密住宅と呼ばれている住宅で1㎠/㎡を切るくらいです。
C値は実際に施工して、専用の機械で気密測定をしなければその数値を出すことができません。
なので、職人さんの施工技術の高さがカギとなります。
光熱費の高騰による影響もあり、これからますます高気密・高断熱の住宅需要が増えてくると思います。
誰だって夏は涼しくて、冬は暖かいお家に住みたいですもんね!
伊藤幹慈