真鍮のメンテナンス
2023/12/22
トリノスの2023年のイベント日程も終わり、
スタッフで大掃除を行いました。
室内清掃、窓拭き、モールテックスのメンテナンスと共に、
今回は真鍮製品のメンテナンスも。
水回りで活躍していたティッシュケースの真鍮蓋に挑みます。
普段水滴がついてしまっている部分は変化が激しいので、
スポンジ研磨剤を使って磨いていきます。
スポンジ研磨剤は、細かく切って使うがおすすめです。
磨いている部分がわかりやすく、扱いやすくなります。
そうそう、粉も出ますし手も汚れなりますので、
磨く前には必ず新聞紙や段ボールを敷いて手袋を忘れずに!
細かく円を描くように、マルマル、マルマルと磨いていくと、
10分程で見違えるほどピカピカの状態に。
斜めに光を当てると、磨き具合や傷の様子がわかります。
磨きが荒くなりすぎたなと思ったら、スポンジ研磨剤を軽く当てて擦ります。
良い感じの表情になりました。
納得のいく磨き具合になったら、ウエスなどで表面についた粉を綺麗に拭き取ります。
この粉が残っていると、その部分から経年変化が起こりやすいので要注意!
そして、今回は主に水回りで使われている物でしたので、
ウエスを使って表面にみつろうクリームをつけて完成です。
蜜蝋をつけると表面が保護され、経年変化を遅らせる効果があります。
今回メンテナンスに使ったスポンジ研磨剤とみつろうクリームは、
トリノスでも販売中です。
真鍮の経年変化具合がうまくいかなかった方、
トリノスのスタッフにお気軽にご相談ください。
中原