色
2021/10/29
すっかり秋です。
気がづけば来週から11月。今年も残り2か月となりますね。
さて今日は「色」の話を。
子どものころから「色」というものにとても興味がありました。
中学生の美術の時に習った色相環。
明度、彩度など、それまで感覚で捉えていたものが、キチンと規則だって整理されている様に感動しました。
色が与える印象や影響、学術的な裏付けによる色のチカラ。
さまざまなデータが、洋服やパッケージ、製品など、身の回りのあらゆるものの「色」の決定を支えているのだと思います。
知れば知るほど奥が深い「色」の世界。
写真は長女の学校で使っている岩絵の具です。
色の名前にも、とても興味があります。
日本には、日本独特の色の呼び名がたくさんあります。
この岩絵の具の名前は、見た目からの名前が多いでしょうか。
「裏葉緑青」という色がありますが、文字の並びから「葉裏の色を指してるのかな?」なんてワクワクします!
日本の色の呼び名には「浅葱」や「朱鷺」といったように、
植物や鳥、花や自然現象などを色に写し取って名付けているものが多く、
日本の四季・自然の豊かさと、日本人の感性の豊かさと奥深さをしみじみと感じます。
家づくりにも「色」は大きな役割があります。
同じタイルでも色によって印象はガラリと変わりますよね。
素材選びも大切ですが、色選びも大切。 ぜひ楽しんでいただきたいです。
こちらは自宅ベランダから見た、ある日の夕方の空。
この何ともいえない色合いが、本当に好きです。
さまざまな色味が混ざり合った、夕焼け時にしか見ることができない色模様。
色って何だろう?
色は本当に面白いです。
依田