造作の洗面台
最近はSNS等でもよく目にする造作(ぞうさく)という言葉。
アネストワンでは、家具職人や大工さんがその家に合わせて作った家具を「造作家具」と呼んでいます。
その中で、洗面台をオリジナルで作った場合は、「造作洗面台」とか「オリジナル洗面カウンター」などと言います。
アネストワンのお客様では9割以上でしょうか、造作の洗面台を取り入れていただいています。
メーカーさんの既製品の洗面台も使い勝手やお手入れのしやすさなど、とても良く考えられていて素晴らしいと思いますが、
造作でしかできないデザインや素材の組み合わせ、使う人に合わせた使い勝手の良さなど、造作洗面台のメリットはたくさんあります。
今回はアネストワン事務所隣地のモデルハウス「atorie-ett-(アトリエ-エト-)」の造作洗面台をご紹介したいと思います。
こちらは1階にあるメインの造作洗面台。
カウンターもシンクも腰壁の立ち上がりもモールテックスで仕上げています。
継ぎ目のない一体型なので、お手入れもしやすいです。
水栓を壁付けにしたのと、壁面とシンクがつながっているので
水栓の根元が水滴で汚れるのを防いでくれます。
収納部分はチークの突板に自然オイル塗装で仕上げています。
カウンター下は奥行きのある引出しで、フェイスタオルやメイク道具など
収納しやすいように計画しました。
カウンター上の収納は開き扉になっていて、
歯ブラシを収納したり、化粧水など高さのあるものも収納できるようになっています。
中にコンセントも設置して、ドライヤーの使用~収納がスムーズにできるようにしました。
シンク下はオープンにしたので、お子様用の踏み台や、スツールなどを置いても良いですね。
そして地味に?ポイントなのが壁一面のミラー。
窓と腰壁、収納と右横の壁との間にできた空間にぴったりの鏡を貼っています。
余計な継ぎ目がないのですっきりとしたデザインになりますし、
身長の低い人から高い人まで見やすいのもポイントです!
お手入れについて、
モールテックスは季節の変わり目(約3か月毎)に
専用のワックス材を塗り込んでいくと汚れ防止にもなりますし、
経年とともに天然の石のようにどんどん味わいが増していきます。
チークの突板部分はオイル塗装仕上げなので、
こちらもカサカサしてきたかな?と思ったら、上からオイルを重ねていただくと
細かい汚れも取れて木目が生き生きとしてきます。
お手入れをしながら風合いが増していくのも、
素材にこだわった造作洗面台のメリットですね。
atorieモデルハウスはご希望の方には随時ご案内しておりますので、
ぜひ造作洗面台にも注目してご覧いただきたいと思います。
見学ご希望の方は アネストワンHP または お電話0120-65-2441 までお問合せ下さい。
モデルハウスにはその他にも造作洗面台があるので、
またあらためてご紹介したいと思います。
山下