Moikkaの裏側
2024/07/20
新たに新築住宅の工事が着工しました!
住宅街を進んでいくとT字路の角地にたたずむこちらの敷地。
初めて敷地を見に行った時の印象として、まるでお出迎えしてくれるような場所にある敷地だな~と。
見ての通り高低差があるので、建物の配置にはとても考慮しました。
高低差がある場合、基本的には建物を建てる位置まで宅盤をかさ上げするために擁壁をガバッと立ち上げることが多いのですが、そうするとそれなりに費用もかかってきてしまうのと、いかにも感が否めないので、なるべく現状の敷地形状のまま活かせないかなと…
擁壁が道路まで来てしまうと存在感も強いですしね。
そこで、擁壁は最小限に抑え、地面を法面(斜め)に仕上げることにしました。
こうすることでちょうど目線の位置に緑が見えて、住まわれるご家族も道行く人もちょっと安心するような、出迎えられた感じがするのでは!と。
そんな設計意図があり、こちらの工事事例のタイトルはMoikkaと名付けました。
Moikkaとはフィンランド語の挨拶で「やぁ、こんにちは!」という意味です。
暑い中職人さんには頑張って頂き、造成工事も無事終了しました。
イメージのパース通り、良い感じに仕上げて頂きました!
そんなMoikka、完成がとても楽しみです! 現場日記更新中。こちらからどうぞ。
伊藤かんじ