施主様にきく 家づくりストーリー

暮らしを、つなぐ。

S様ご家族の紹介


音楽、ラジオ鑑賞、プログラミング、ポタリングと多趣味なご主人と、インテリアのセンスが光る、朗らかで気さくな奥様。
そして、家で工作や絵を描くのが好きな元気で人懐っこい女の子、ちょっと人見知りで笑顔が可愛い男の子の四人家族です。
「少しづつ自分が、家族が、風景に馴染んでいっているのを実感できるとき、近所散歩したり、家の手入れをしているとき、幸せを感じる」と話して下さったご主人。
都心から離れ、自然に囲まれた平屋のお家で、穏やかに過ぎる時間を大切に過ごされています。

家への想い


できれば、昔ながらの場所で景観を変えずに住みたいなあと思っていました。
宮崎駿と養老孟司の著書「虫眼とアニ眼」に出てくる「イーハトーブ町」の「終の棲家」のコンセプトが基本でした。「敷地の真ん中に建てる、敷地は80~100坪、建屋面積は20~25坪、60年はもつように建てるおとなりとは近すぎず、遠すぎない、原則、平屋、建て増し禁止、景観の変更禁止
」に影響されたことが大きいです。
そして、その理想に近い物件が見つかりましたが
なるべく景観を変えたくない。
それなら、リノベーションとなったわけです。
正直、リノベーションを施工してもらえる会社を知らなかったので、ネットで「名古屋」「リノベーション」「おしゃれ」で検索したら、当時住んでいた家から自転車で行ける距離にアネストワンがあることを知りました。

設計士さんも自転車で来ていただいたことが
あります。

当然それだけではないです(笑)。

施工事例を見て、購入しようと思っていた物件をうまく生かしてくれそうな感じがしました。
それはアネストワンの事務所やスタッフのみなさん、トリノスの雰囲気からも感じました。

S様にとってリノベーションとは?

実はリノベーションという言葉が世間に出る前後ぐらいに、P3(ぽっちゃり体形の三人組)で新栄にある古民家を自分たちでリノベーションして住んでたことがありました。
解体や壁をつくったり、電気工事まではできたのですが、水周りが進まず。
住むことはできましたが、近所の湯に通っていました。
その家はP-HOUSE(ぽっちゃりハウス)、「俺たちの仲間になりたくば、ぽっちゃり体型になってから出直せ」なんて(笑)。
閑話休題、今の家はパッと見、きれいな物件だと思いましたが、よくみるとガタが来てて、地震等の災害に耐えることができるのかな?と思いました。
しかし、耐震工事もしたので、その点については解決しました。

設計の方へは、平屋を活かして欲しいとお願いしました。
あまりモダンにせず、リビングで子供も大人も楽しく過ごせる空間を、部屋数が少ないので、すべての部屋が皆でシェアできるように。
物件を平屋に決めたとき天井の梁は剥き出しにしたいと思ったので、リビングの天井は気に入っています。
個人的にはもう少しボロくてもよかったかなと。
キレイだし、おしゃれなので、奥さんや子どもにはいいのかもしれませんが、これから味が出て、深みがもっとでるかな。

普段はどんな暮らしをされていますか。


今まで街に住んできたので、田舎に引越してみたら環境が今までとは全然違って、戸惑いました。
例えば、虫が出るとか蛇が出るとか。
驚きの毎日ですが、住み心地は大変よいです。

朝も昼も夜も家族皆ほぼリビングで暮らすのも楽しいものです。
基本、私は引きこもり体質で、「一人が好き」なタイプだと思ってましたが、慣れてみるとこの生活も悪くないなと。
まだ発展途上なので、暫くこの生活が続くと思います。
自然と体が動くようになって、ダラけなくなった気がします。
下の子がスヌーピーに出てくるライナス状態で、奥さんの服の裾を放さないので、一日中二人で家の中を家事に草むしりにとうろうろしています。
友人たちも、遠いところを来てくれます。
もの珍しいのかなんなのか。
でも「居心地よいからお出かけしたくなくなるね」と言われました。
物件情報
所在地:瀬戸市
種別:戸建リノベーション
延床面積: 78.84㎡
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